今日は午前中に東京で鍼の講習会に参加して
午後から、茅ヶ崎に行って来ました。
目的は「開高健記念館」
没後20年の節目としてどうしてもお伺いしたかった。
若い人は余り興味が湧かないと思いますが、昭和の巨星であります。
エネルギーの塊の文豪は59年の短い人生をあっというまに駆け抜けて
さっさと逝ってしまぃました。
酒と煙草と文学と旨いものと人と魚をこよなく愛した大坂のおっさん。
歩いて5分の海岸にはサーファーが海鳥のようにすべっていた
御大もこの海を幾度となく臨まれたのだろう。
豪放磊落を演じた繊細で生真面目な日本人がそこにおりました。
昭和から平成に変わったこの年、私は多くの喪失感を味わいました
大事な人ほど早くに旅立ってしまう・・・。
海岸の砂山の上でしょっぱい風をあびながらビールを飲み干した